メインとなるCPUの性能差は、どうにもできませんが、
パソコンを高速化するには、メモリ(RAM)の増設と高速SSDへの交換が1番です。
メモリだけを増設しても、記憶域がSSD(ソリッドステイトドライブ)に劣る
HDD(ハードディスクドライブ)では、限界があります。
←これがHDDです。
そのSSDも製品によって速度が違うので選び方を記述します。
SSDはパソコンのストレージの一種で、高速な読み書き速度や静音性が特徴です。
SSDにはさまざまな種類がありますが、一般的には以下の3つの要素で速さを
比較できます。
■フォームファクター:SSDの形状やサイズを表すもので、M.2や2.5インチなどが
あります。
M.2は小型で高速なSSDで、PCIeというインターフェースを利用してパソコンと
接続します。
2.5インチはHDDと同じサイズのSSDで、SATAというインターフェースを利用して
パソコンと接続します。
一般的にはM.2のほうが2.5インチよりも速いです。
■インターフェース:SSDとパソコンを接続するための規格で、PCIeやSATAなどが
あります。
PCIeは高速なデータ転送が可能なインターフェースで、現在は第4世代(Gen4)が
最新です。
SATAはHDDと同じインターフェースで、最大600MB/sのデータ転送が可能です。
一般的にはPCIeのほうがSATAよりも速いです。
■読み書き速度:SSDがデータを読み込んだり書き込んだりする速度を表すもので、
MB/sやGB/sという単位で表示されます。
読み書き速度はSSDの性能によって異なりますが、
一般的にはPCIe Gen4のM.2 SSDが最も速いです。
以上の要素から、現在市場に出回っているSSDの中では、PCIe Gen4 x4のM.2 SSDが
最も早いと言えます。
この種類のSSDでは、読み出し速度が7000MB/s前後、
書き込み速度が5000MB/sオーバーの製品が主流となっています。
Samsungの「990 PRO」やADATAの「XPG GAMMIX S70 BLADE」などが
このカテゴリーに該当します。
ただし、最も早いSSDを選ぶ際には、パソコン本体や使用目的に合わせて選ぶことも
重要です。
パソコン本体がPCIe Gen4に対応していない場合や、普段使うデータ量が少ない場合
は、最も早いSSDを選んでもその性能を十分に発揮できない可能性があります。
その場合は、必要な容量や予算に応じて、SATAやPCIe Gen3などのSSDを選ぶことも
検討する必要があります。
僕のパソコンだと2.5インチ.SATAのSSDを選ばなければ使用できません。
なので、その規格で選ぶならSamsungの870 EVO
最大転送速度 : 読出 560MB/秒 書込 530MB/秒が僕には魅力的です。
ADATA XPG GAMMIX S70 BLADE 2TB
Samsung 990 PRO 2TB PCIe Gen 4.0 x4