Windows10の拡張キャッシュ機能を有効化する手順。
タスクバーにある検索ボックスにデバイスマネージャーと入力して
Enterキーを押します。
デバイスマネージャーが起動します。
ディスクドライブをクリック。
現在使用している記憶域(SSD)の製品名をダブルクリック。
ポリシータブのデバイスの書き込みキャッシュを有効にするにチェックが入っていない場合、デバイスの書き込みキャッシュを有効にするにチェックを入れます。
※僕のパソコンは最初からチェックが入っているので、ここは何も変わりません。
デバイスでWindowsによるキャッシュバッファーのフラッシュをオフにするに
チェックを入れてOKをクリック。
では、読み込み速度、書き込み速度を計測できるCrystalDiskMarkで、
拡張機能有効化前と有効化後を比べてみます。
forest.watch.impress.co.jp
有効化前 Read(読み込み速度)Write(書き込み速度)
有効化後
読み込み速度、書き込み速度、全てが設定前を上回りました。
同じ設定のWindows11
Windows11と比べても全体的には速度が速いですね。
SQ1M Q8T1、RND4K Q32T1、Q1T1の読み込み速度と
SQ1M Q8T1、Q1T1、RND4K Q1T1の書き込み速度で上回っています。
※SQ1Mは、シーケンシャルリード・ライトの略で、連続的にデータを読み書きする速度を表します。SQ1Mの数値が高いほど、ストレージの性能が高いと言えます。
RND4K Q1T1はランダムアクセスのデータで、キューが、スレッドが1のもっとも単純なランダムアクセスの処理で、1つだけポンとランダムアクセスした場合の処理速度になります。
Windows10で、この設定を変えると飛躍的に速度が上がるようです。